特定非営利活動法人 日中学術文化交流センター
NPO Japan-China Commnication Center of Academy and Culture
2009年11月
上海豫園商城にて「中国民間芸人祭」が開催された。
当法人も企画から参加し、各方面のご協力をいただきまして似顔絵師・書道師などを招聘し、現地上海において実演・販売を行った。
今回、ご参加いただいた 似顔絵師の先生、書道の先生からご感想を頂いた。
上海イベント感想
今回のイベントに参加できたのはとてもラッキーだった。
仕事としてはもちろん、プライベートでも初めての上海はとても素晴らしい経験となった。
中国へ渡る前は写実の似顔絵描きばかりの中国でマンガな絵を持ち込んでドン引きされるかもしれない…
寄りつかないかもしれないし…考えてもしょうがない。
…それはそれでこの短期間は売上忘れてアピールを楽しもう。
何て考えてたら、雨雨雨…アピールどころか人もいない…雨降り込むし仕事どころじゃない…
仕事仲間とぼやく毎日。
そんな前半の毎日……後半。晴れた!描いてるとたくさんの人達がやんやと押し合い覗きこむ・そしてならぶ。
描きっぱなしでも次の次待ってる。
アピールなんて…日本に興味持ってる方々の方からどんどん出てくる質問!
応えられないと日本の恥になる!頑張りました!!
でも言葉もよく通じない私にしっかり向き合って聞いてくれました。
通訳さんに助けてもらったり、片言英単語で。図に描いてみたり。
真剣に歩みよってくれました。
数々のカルチャーショックもありましたが、上海の方々がかなり進んでる考え方をもっている事を知る驚きもありました。
私の絵も楽しんでいただけてたら、よい思い出の一つになっていたら、幸いです。
また次回の参加が待ち遠しいかぎりです。前回よりも、もう少しだけ長くてもいいかな…
似顔絵 ゆみ
書を通して中華人民共和国(以下、中国)の方達と交流を持って数年。
豫園という世界的にも知名度のある場所での今回の活動は、特別な意味があるように感じている。
漢字発祥の地である中国で書を学び、自分なりの解釈を加え始めた「書道アート」 眼の前の方達の「雰囲気」を、一字一字の「枠」に仕舞い込むことの面白さ、 それを差し上げた時に、一人一人が見せて下さる十人十色な表情にふれる悦び、わたしなりのペースでこれからも書き続け、この文化を日中両国で広めていけるよう、精進して生きたいと思う。
最後になったが、今回の機会を下さった豫園文化伝播公司の方々へお礼申し上げる。謝謝。
書道家 諭黄
当日はこのように直接芸能技術にふれられる良い環境だった。
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